カードの相続
カードの相続について
トレーディングカード次世代承継研究所の若海です。
トレーディングカードの歴史は古く19世紀にさかのぼります。ただし、その形態や人気は時間とともに多くの変化を遂げています。。段々とその所有の高齢化も進んできてしまっています。
もちろんご自身が元気なうちは自分の宝物ですから、お手元に保管して十分に愛でて下さい。
その一方で、愛するカードたちを自分がこの世界から旅立った後どう扱ってもらうかについても考えて頂けたら幸いです。
考えるべきこと
まずこれを読んで頂いている方が、コレクター当事者であるか、それともコレクターの相続人であるかによって大きく変わります。両者に共通するテーマとしては、カードも死後は相続財産の一部とみなされるということです。 どういう意味かというと、法的な手続きを行わずに承継する事はできず、きちんとした手続が必要になります。
例えば死後……
- 相続人以外の人に譲渡したいのであれば遺言書や生前贈与契約がないと当然には譲渡できません。
- 相続人が複数いる場合に、特定の相続人が承継する場合においては遺言書或いは遺産分割協議書が必要になります。
など、おもちゃにそんな大げさな……と思ってしまう手続が必要となる場合があります。これはひとえにカードの二次流通価格の著しい高騰が招いた問題です。
ものによってはおもちゃの価格とは思えない価格がついてしまっているため、相続人同士のお話合いの難しさや、相続税の問題、遺族の正しいカードの取り扱い方・価値の認識の欠如など対策をしないでいると問題になってしまう潜在的リスクが多くあります。
また、相続というものは全ての財産を対象にするものですから場合によってはカードの資産価値を正確に把握することで、全体の財産を正しく認識し、紛争を防ぐということも期待できます。
当サイトでは上記のことから
- 相続を基点として希少なトレーディングカードが喪失してしまわないよう対策をするお手伝い
- トレーディングカードが正しい次世代に承継されていくお手伝い
- トレーディングカードを遺されてしまったご遺族に対しての正しい知識ケアのお手伝い
をし、微力ではございますが、これからくるカード相続時代において1枚でも多くのカードが次世代に継承されていく事を望むものであります。
具体的な方法・適切な方法は、御当事者の状況やご希望により大きく変わります。
下記にコラムとして、様々なケースや方法を記載しておりますが、それらを基にご自身にとって最適な方法をお考え下さい。
また、よくわからない等専門家に相談をしたい場合には事前予約制ですが私もお手伝いいたしますのでお問合せ頂ければ幸いです。