特定の相手が決まっている場合 / トレーディングカード(トレカ・カード)の相続・遺言相談|トレーディングカード次世代承継研究所

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カードを譲りたい特定の相手が決まっている場合

カードを譲りたい特定の相手が決まっている場合は遺贈になります

トレーディングカードはその市場価値も重要ですが、なによりもその希少性や価値、カードとしての魅力が一番です。 そしてその魅力がわかる人の手にあることがそのカードにとっても幸せな事だと思います。

その所有者様がお元気なうちは良いですが、いつかはこの世を去ります。 そのときに、価値のわかる同類の仲間にそのカードを譲る。 これはとても素敵なことです。

しかし我々コレクターは決して元気なうちは手放しません。ではどうするかというと、遺言書を作成し、「遺贈」をすることで解決できます。

これはご自身が亡くなった際に効力が生まれるもので、特定の相手に特定のものを贈与することを言います。宝石や絵画、古物などではよくつかわれます。

しかしそれらと比べてトレーディングカードには一つ問題があるのでその書き方は注意しなけれいけません。

その問題点というのは、その物の特定性についてです。たとえば、絵画等は基本的に世の中に一つしか存在しないものなので、そこが問題になることはありません。

しかしトレーディングカードは同じものが何枚も存在しますので、どのように特定をするかが焦点になります。同じ名前のカードでも光り方やそのレアリティによって大きくその価値は変動しますし、全く同種のカードでもその状態によって価値が大きく変わりますので、トラブルの元になりかねません。

いちばん簡単なのは、「甲が所有するトレーディングカードを全て乙に遺贈する」とするものです。そうであれば亡くなった時に所有する全てのカードが対象になります。

しかし、沢山のカードをお持ちの場合、特定のカードだけを渡したいという事もあるでしょう。
その場合は、例えばそのカードを保管している場所を決める方法「甲が所有する建物内2階机引出内にあるトレーディングカードを乙に遺贈する」
「甲の○○銀行にある貸金庫内にあるトレーディングカードを乙に遺贈する」といったように、しまってある場所を指定することで特定は可能かと思います。

また、PSA鑑定などカード個体ごとに識別ができる番号を付与してもらえる鑑定機関を利用すると、その鑑定番号で特定もできると思います。

また、それらをしっかりと特定した上で、もらう相手(受遺者と言います)がカードの知識があればよいのですが、無い場合、どのカードをもらったらよいのか、又は大事にしたら良いのか困ってしまいます。

この場合、遺言執行者でカードに詳しい人間を選任するとよいでしょう。遺言執行者とは、その遺言を遂行する権限を持つ人間です。弁護士や司法書士などがなる事も多いです。

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